2020年12月26日土曜日

振り返り

メリークリスマス!!

クリスマス当日は当直でしたが、他科の同期の先生からアイスの差し入れがあり、元気に乗り切ることができました~

さて気が付いたら今年も残すところあと1週間を切りましたね、皆様はどんな1年間でしたか?板中麻酔科の1年と自分の1年をさくっと振り返ってみようと思います。

まず今年の最初は例のウイルスに翻弄され、手術の件数が減ってしまったりと手術室の活気が少し落ちていたような気がします。

暖かくなるにつれ徐々に回復し、腎移植や呼吸器外科のダビンチなど新しい手術がどんどんと始まり、逆に手術室が混み合いすぎるほどの活気が見えるようになってきました。

そんなとき、新設されたペイン外来を担当の渡部先生が赴任されました。

外来がないときは手術室でSCSを担当されたり、整形外科の神経ブロックをしたり大忙しです!忙しいにも関わらず、理解力が低い後輩(自分です)にたっぷりと時間をかけて教えてくださるので日々勉強になります!

そして冬が近づき、断らない救急がモットーの板中ERがゆえに、毎日(?)のように緊急手術、特に大動脈解離など血管病変の夜中の手術が舞い込んできて、体力面・メンタル面でも鍛えられる日々が続きました。

このような1年でしたが、まず思ったのは本当に自分は周りのスタッフの皆様(麻酔科・外科医・コメディカルの皆様そして事務の方々)に恵まれたなぁということです。

夜中の当直中、困った顔をしていると、手術室までスムーズに送り出せるようにと太いライン類をたくさんとってくれたりと救急外来のスタッフの皆様には感謝でいっぱいです。

来年度も、日々の業務を楽しみがら健康第一で頑張っていこうと思います!

早いですが、皆様もよいお年をお過ごしください~



2020年10月31日土曜日

朝の勉強会!

 今年も残すところあと2か月ほどになりました。

あっという間ですね~、日々大切に過ごさなければ、と思う今日この頃です。

板中では朝それぞれが手術麻酔に向かう前にミーティングを行いますが、その前にも朝の勉強会と称した30分ほどの座学があります。

どんなに寒かろうが窓は全開で、換気ばっちり、三密回避な状態でやっております!(笑)

研修医向けのレクチャーや抄読会などお題は様々ですが、前回はCEさんが後期研修医向けに体外式ペースメーカーの取り扱い方法の基本についてレクチャーしてくださいました。

ペースメーカーのモードや感度調節、出力調整についてなど基礎的なことから、電池交換の方法など、教科書には載っていないけれど実際の臨床現場で困るような細かいことまで勉強できました。

医師だけでなく多職種の方と交流ができるのが板中麻酔科のよいところだなぁと思います。

より詳しいことが知りたい方はぜひ板中麻酔科に見学して来てください!


2020年10月9日金曜日

 

今年も残すところあと3ヶ月となりました~

今回からブログを担当させていただきます、麻酔科2年目の岩崎です。

 

10月は移動のシーズンであり、ついに板中から同期がいなくなってしまい心細いです、、

が、逆に戻ってきてくださる先輩もいるためワクワクした気持ちの方が優っています!

 

寒くなってきたせいなのか、当直をしていると緊急の手術が増えてきたなぁと感じる今日この頃です。眠い!!!

板中の当直のよいところは上級医の先生がいるので、わからないことがあっても質問できることと、外科の先生やコメディカルのスタッフの皆様が本当に本当に親切なので、多少ルート確保に手こずっても優しい眼差しで見守ってくれることです(内心どう思われているかは謎ですが、、)

 

安心、安全な板中でのあと半年の麻酔科研修頑張っていこうと思います!

これからも板中麻酔科の研修あるあるや、勉強会の内容など掲載していければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。興味をもってくれた研修医の先生がいれば、是非一緒に板中麻酔科で働きましょう!

2020年8月26日水曜日

2か月振りです。

皆様いかがお過ごしでしょうか。2か月ぶりの更新でございます。ブログのことを忘却しておりました折、記事を書くように同僚に言われ筆を執った次第であります。
2か月前まで素敵なブログを書いて下さっていた林先生は産休に入られ、別の人間が只今書き込んでおります。それ故に質の低さには目を瞑って下さいますようお願い致します。

 この2か月で変わったことと言えば、何でしょうか。やはりコロナ第2波を挙げたいと思います。夏ごろには落ち着いているのだろうか、と第1波のときには思っておりましたが甘かったようです。いつ頃終息するのでしょうね?そもそも終息するのでしょうか、それともインフルエンザのようになるのでしょうか。(アイドルの)ライブに行くのを我慢する日々が続き、個人的には辛いです…。

 当院のなかで変わったことといえば、前々回の「板中麻酔科がパワーアップします!」の記事でもご紹介したように、当院に渡部先生がこられました。当院麻酔科は確実にパワーアップしたと思います。整形外科手術では禁忌等なければ可能な限り神経ブロックや硬膜外麻酔を行うようになりました。何をoutcomeとするかは難しいところではありますが、患者様の満足度や病棟看護師の声、術後の病棟での鎮痛剤使用量の減少等は良い傾向ではないか、と思っております。SCS症例も増え、ペイン外来も始まりました。たまにオヤジギャグが飛び出すことを除けば、渡部先生が来てくださって良いこと尽くめです。

駄文を連ねましたが、ぱっと見はブログ記事っぽいので同僚も黙るでしょう。この辺でお別れといたします。

2020年6月9日火曜日

帝王切開術の麻酔

昨年後半から北里大学で産科麻酔を学んでいる近藤先生ですが、木曜日だけ板中で勤務されています。
そこで先週木曜日、近藤先生から「帝王切開術の麻酔」に関する講義が突如行われました。本来は後期研修1年目の2人に向けてのものでしたが、他の者も聞きたいということになり、zoomも使用しながらの講義となりました。

質問が出たり、議論となったポイントは
・誤嚥予防、悪心予防として
出棟前にH2ブロッカーの投与&入室時にメトクロプラミドの投与が効果的。
帝王切開時の悪心・嘔吐の原因として、オキシトシンの急速静注やマーカイン量の不足などが影響している可能性があるとのこと。

・脊髄くも膜下麻酔の穿刺針
硬膜穿刺後頭痛PDPHの発生頻度はクインケ針>ペンシルポイント針。
今後当院でもペンシルポイント針に変更される予定です。
硬膜穿刺時の感覚がわかりやすいものの、ガイド針の扱いに慣れる必要がありそうです。
また27Gのペンシルポイント針は逆流がかなり遅いため、緊急時等は25Gの方がよいかもしれないとのこと。

・脊髄くも膜下麻酔に用いる薬剤
フェンタニル添加時の高比重ブピバカインのED95は11.2~12.6mg。
当科での高比重マーカイン使用量は上記と比較すると少ない様子だが、薬液の広がりは十分なことが多い。それは硬膜外麻酔を併用していること、硬膜外カテーテルを挿入した際のテストドーズが影響しているのではないかと推察する人が多かったです。
フェンタニルは10~25μg。
モルヒネは100~150μgで後陣痛にも効果的だが、呼吸抑制を監視するモニタリングが必要。

・子宮収縮薬オキシトシン
選択的帝王切開では1単位をボーラス投与後、2.5~7.5単位/hの持続投与。
分娩中に帝王切開に移行した場合、3単位を30秒かけて投与後、7.5~15単位/hの持続投与。
実際には慣例的、産科医からの要望により上記と比較すると急速投与での使用量が多いのですが、必要量を過剰に超えることのないよう、また副作用が出現していないかを注意深く観察するよう気をつけるべきですね。

簡易的に話題にのぼった点だけまとめてみましたが、実験的にzoomの録画機能を使用して今回の講義の様子を動画に残しています。当科メンバーおよび初期研修医など興味ある方は麻酔科控室のPCから見てみてください。


さて、4月からこのブログをたまに更新していた林ですが、今週から産休に入らせていただきます。もしかしたら今後も私が勝手にブログを更新することもあるかもしれませんが、板中での出来事などは後期研修2年目の岩崎先生・高柳先生が更新してくれることと思います。
川崎幸病院でも板中でも、能天気な私以上に、部長をはじめ周りの方々の方が私の体調やお腹の子のことを気にかけてくださり、産休まで無事に楽しく働くことができました。本当にありがとうございました。
半年後に復帰して働けるように頑張ります!

2020年6月3日水曜日

板中麻酔科がパワーアップします!

6月1日より渡部 晃士先生が板中麻酔科に加わりました!

それに伴い、セントラルクリニックで週3回ペインクリニック外来がスタートします。

昨今は周術期の管理として、硬膜外麻酔のように神経ブロックが麻酔科医として必要不可欠な分野となってきています。
神経ブロックの精度を高め、今まであまり行ってこなかった種類の神経ブロックも取り組めるようになるかと思います。

またペインクリニックに関しても体系的に学ぶことで、麻酔科医としての幅が広がり、当科の方針である「手術室以外にも活動の場を広げていくこと」が更に充実していきそうです。

ちなみに渡部先生は、日本人離れした長身とやや強面なお顔の持ち主ですが、いわゆるハーフやクオーターではなく、ルーツは純粋に日本だそうです。
趣味はゴルフと車で、ゴルフの腕前はかなりとのこと。
板中ゴルフ部?の活動も盛んになりそうですね!

実は私は、学生時代のポリクリや初期研修医時代に渡部先生には大変お世話になっております。
まさか板中で一緒に働かせていただくことになるとは夢にも思っていなかったので、渡部先生に対して畏怖の念を抱いていたことを思い出しドギマギしておりました(笑)

初期研修医から何度もベスト・オブ・チューターに選ばれている渡部先生と共に、みんなで板中麻酔科を更に盛り上げていきたいですね!

2020年5月25日月曜日

緊急事態宣言解除!

1ヵ月に2回程度は更新できるようにと考えていましたが、気が付くと前回の投稿からほぼ1か月経過してしまいました…。

1か月半ほど続いた緊急事態宣言も本日解除されました。
嬉しい反面、また感染者が増加しないか心配でもあります。
みんなで楽しくご飯が食べられるような状況になってほしいですが、それはまだまだ先になりそうですね。

手術室はエアロゾルが発生する状況が多い環境となっており、都内では超緊急手術以外は中止していた病院も多いようです。
当院でも手術件数は普段より少な目ではありますが、不要な手術はそもそも存在しないので、なるべく通常どおり手術が行えるよう体制を整えてきました。
患者さんのスクリーニング検査・マスク着用での入室、医療者の手術室滞在時のN95マスク着用、挿管・抜管の実施者および介助者のゴーグルやシールドの着用、可能な症例では脊椎麻酔等の選択、COVID-19感染が疑われる症例ではフル装備で行うなど…マスクやキャップ等の在庫不足に対して工夫しつつ、患者さん・外科医・内科医の協力を仰ぎつつ、手術室の機能を維持するために善処しております。

緊急事態宣言は解除されましたが、今後も油断せずしばらくはこのような体制を継続していくと思われます。
あとは当たり前ですが、手洗い・手指消毒、3蜜を避ける、マスク・咳エチケットなど、個々人の感染対策も継続ですね。

さて、今週は5月最終週です。
ここ最近は朝の勉強会もほとんどできていませんが、最終週なので研修医の抄読会は行います。参加者は少なく制限していますが、スライド等でどのような発表だったのか後でみんな見れるようにしています。題材は「人体に関することであればなんでもOK」なのでなかなか面白いものもあるので楽しみです。
また今月私が経験したシビアな症例に関しても明日、症例検討会を行います。検討会なのでzoomを利用して各自離れた場所で参加していただく予定です。





2020年4月27日月曜日

関連病院での研修報告

こんにちは。林です。

全国的に自粛自粛の日々が続いていますね。
当院も近隣の中核病院としての機能を維持しつつ、COVID-19対策を他の都内急性期病院と同様に対応しています。
安全・継続的な手術室運営のために麻酔科も部長を筆頭に日々対策をアップデートしていたり、気道管理のプロとしても病院に貢献できるよう準備しております。

麻酔科控室で毎朝行っていた勉強会も、三蜜を避けるためになかなか行えない状況です。
そんな中、私が関連病院で2年間行っていた研修に関して、後輩に向けて人数を絞り報告会を行いました。今回はその内容をかいつまんで紹介します。

私の麻酔科後期研修スケジュールは1年目 板中 麻酔科、2年目 神奈川県立こども病院 麻酔科、3年目前半 前橋赤十字病院 救急科・集中治療科、4年目(現在) 板中 麻酔科です。

神奈川県立こども病院では、年齢別にみると生後0日から先天性疾患をもつ20歳代の方まで、体重別にみると500g台の新生児から80㎏超の人まで、様々な人に対する麻酔を経験させていただきました。
診療科も多く、成人麻酔に比べて麻酔の導入・維持・鎮痛方法などバリエーションが豊富でした。
1年間で学びきれるほど簡単な分野ではありませんでしたが、小児麻酔に対する苦手意識がなくなったり、CVやBlockの際に目標部位と針先をしっかり見る癖がついたりと、現在にも役立っています。

前橋赤十字病院は、2018年に新病院に移転したばかりで広くてとても広い病院です。
救急外来では救急車の受け入れ、Walk in患者の診察以外にも、Dr HeliやDr Carを積極的に運用しています。
ICUでは救急科や他科の重症患者、重症患者を主科と連携しながら集中治療科がメインで診療しています。最近話題のECMOも頻繁に稼働していました。
BLSやJATEC、ISLSなど様々なコースを開催しており、私も色々と参加させていただきました。

川崎幸病院では、元々大動脈系疾患の予定手術・緊急手術(大動脈外科)が多い病院でしたが、2019年から冠動脈疾患や弁膜症の手術(心臓血管外科)も数多く行うようになっており、私も半年間で大動脈外科を30件、心臓血管外科を25件程度経験させていただきました。
また外科や婦人科で、板中よりも神経ブロックを行う機会が多く、その点でも勉強になりました。

最後にこの2年間で最も印象深かった前橋赤十字病での症例です。
詳細は控えますが、1歳児に対して救急外来に搬送されてきた時点から処置を行い、緊急脳外手術の麻酔も一人で担当し、その後ICUやHCUでの診療にも参加しました。
この症例は反省点も多かったものの、こども病院での1年間の経験があったからこそ乗り切れました。関連病院での研修期間があっという間に進んでいく中、私も少しずつ成長できていると実感でき、その後の研修を頑張る糧にもなりました。
またかなり厳しい状況でも、麻酔科医として自分ひとりで対応するしかない時があるという覚悟が初めて芽生えた瞬間だったと思います。

関連病院それぞれがとても専門性の高い病院であり、目的をもって研修しに行けるのでモチベーションが保ちやすいのが、板中麻酔科のおすすめポイントの1つです。
2年間の貴重な経験をさせてくれた板中に少しでも還元できるよう、今後も頑張ります!

2020年4月3日金曜日

2020年度はじまりました

2020年度はじまりましたね。

徐々に日本でも新型コロナウイルスによる脅威が増しており、ろくに送別会もできないまま、津内先生・小幡先生の働き者な2人が関連病院での研修に旅立ち寂しくなりました。

しかし小野先生・大木先生というフレッシュな2人が仲間入りし、林と平田先生が帰ってきたことで、新しい体制の板中麻酔科となっております。

この板中麻酔科ブログはここしばらく更新されておらず、もはや誰が読むのかわかりませんが、とりあえず今年度は他に大した仕事も割り当てられていない林が担当します。

ちなみに林は、以前このブログで赤嶺先生に眠りのプロと呼ばれ観察日記をつけられていた向井と同一人物です。
2年間で神奈川こども→前橋日赤→川崎幸を研修させていただき、麻酔科医として少しは成長して、ついでにお腹も成長してこの春帰ってきました。

以前と比較してアカデミックさが激減するかもしれませんが、もう少しこのブログも更新していこうかと思いますのでよろしくお願いします。