2017年7月19日水曜日

7/19 新見先生勉強会

今回は「急性閉塞隅角緑内障」についてです。
長時間のトレンデンベルグ体位や、腹臥位の手術で注意が必要で場合によっては失明することもある。散瞳させる薬剤、特に抗コリン作用は禁忌とされるものが多い。
麻酔での導入では、バッキングや咳で眼圧が上昇するため絶対にさけなければならない。LMAが望ましいとされるが、眼科の手術なのでLMAの管理に慣れていなければ、逆に危険な場合もある。サクシンは安全に使用できる。
維持では、長時間のトレンデンベルグ体位、頸静脈の圧迫、高二酸化炭素血症を避ける。アセタゾラミドや、マンニトールの予防投与を考慮してもよい。
術前からそれらを使用している場合は、電解質異常や容量不可に注意する。
βブロッカーの点眼(静注よりも高濃度)でも、喘息や心不全の発生が報告されている。
抜管時は、今まで同様に、バッキング、咳に注意。

SF6、C3F8を使用した術後はそれぞれ、8週間、3週間は笑気を使用しない。

眼心臓反射(OCR)は、15-80%に起こる。不整脈が出現した場合は、手術を一時中断してもらうか、薬剤を使用する。

緑内障に禁忌の薬物
ベンゾジアゼピン系、三環系、四環系抗うつ薬、SNRI、抗パーキンソン薬、ジソピラミド、ニトロ、イソソルビド、アトロピン、抗ヒスタミン薬、鎮けい薬、排尿障害薬、喘息吸入薬(抗コリン)
禁忌薬物がかなり多くて、正直びっくりです。

本日の漕ぎ手は・・・。
ゼロでした。(本日も名人不在)
                               赤嶺

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