肝臓切除術にかんして(抜粋)
術中低CVP麻酔を要望されることが多い。
その手段として、①輸液を最小限にする、②逆トレンデンベルグ体位、③硬膜外麻酔、④NTGの持続投与がある。いずれも、CVPをさげると共に血圧も下がることが多い、また、多少の出血でショックになるなど、なかなか悩ましい状況もある。
術前の評価は、大きな合併症なければ、標準的な術前評価を行う。
注意すべき術前合併症としては、肺内シャント、肝機能低下(アルブミン、凝固因子、ICGなどチェック)、脾腫に伴う血小板減少などがある。
重篤な合併症のない肝切除の死亡率は5%以下であるが、肝硬変患者ではmodified child分類のchildAで周術期死亡率10%、Bで31%、Cで78%、Cの患者は心臓手術の死亡率は100%といわれている。
術中はベンゾジアゼピン系は使わないようにし、筋弛緩は少なめに使用する。吸入麻酔、静脈麻酔で予後に差はない。
術中、CVPを下げることが多いが、空気塞栓に注意が必要である。疑った場合は、ヘッドダウン、左側臥位にする。(エコーの動画があったようですが、残念、動かず---。)
プリングル、血管系の圧迫による血行動態の変動、急な大量出血など他にも注意点は多い。
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最近、このブログに載せられるためか、水曜日は漕ぎ手がいなくなりました。
(向井プロは研究日で、本日不在)
赤嶺
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