弁置換の最近の主流はステント生体弁で、80%近くの症例で使用されている。
他に、機械弁、ステントレス生体弁(TAVI)、ホモグラフトなどがある。以前は機械弁も多く使用されていたが、年々頻度は減少し現在は14%で使用されている。
生体弁は抗凝固療法を行わなくても良い点がメリットで、耐用年数が機械弁に比べ短いのがデメリットである。機械弁が選択される例として①もともとワーファリンなどを内服している、②患者の希望、③40歳以下、④甲状腺機能低下症などがある。生体弁は①若い女性(妊娠の可能性)、②認知症で抗凝固療法が困難、③余命が10年以内で選択される。
大動脈弁形成術もあるが、あまり行われていない。
大動脈基部手術の適応は①基部〜上行大動脈5.5cm以上、②大動脈置換を行う場合は基部4.5cmである。
基部置換の早期死亡リスクは
①緊急手術(OR 3.2)、②EF50%以下(OR 2.63)、③23mm以下の狭小弁(OR 1.97)、④年間手術8例以下(OR 1.53)、⑤70歳以上(OR 1.2)となっている。
基部手術のゴールドスタンダードはBentall手術である。他の術式として、自己大動脈弁温存手術(Yacoub(ヤクー)手術、David手術)、Kay-Zubiate手術、Bio-Bentall手術があり、Root enlargementとしてNicks法、Manougian法がある。大動脈の石灰化が全体的に高度で置換が困難な場合、Apico-aortic conduitが選択される。
<今日の名人>
勉強会開始前から「モンスター」という抗催眠薬を服用し、気合を入れてきた名人。
確かに、いつもより漕ぎ具合は軽い感じありましたが・・・。
あれはチョイチョイ寝てたと思います!!ドーピングまでしたのに残念。
麻酔同様、投薬のタイミングが悪かったのかもしれないと思い、勉強会中に服用しながら聴講してはどうかとアドバイスしました。(眠ってモンスター落とさないでね)
赤嶺
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